惑星上の全てのものと融合し、巨大化してゆくスカブコーラルと人類の総和が引き起こす物理世界崩壊の臨界点。アドロックがアゲハ構想で指摘し、グレッグが異なる弁証法から支持する情報力学の一理論。
スカブコーラル知性体仮説が正しいとした上で、人類とスカブコーラルが惑星上で共存し続けるならば、知性体の総和は既にこのクダンの限界を超えており、物理世界は人類がこの惑星にたどり着いた時点で終わっているはずであった。しかし、人類に対して若干の友好的姿勢を見せたスカブコーラルは、自身の大部分を睡眠状態に持ち込み、知性体としての活動を抑制しているため、両者の総和はクダンの限界を超えずにすんでいる。
この臨界点を超えるとイベントホライズンが発生。物理世界は崩壊すると考えられている。
ISBN:4150107084:detail
ブラッドミュージックで危惧されている現象が元ネタ。
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