[Summer Of Love]
トラパーによる史上最大の災害。
サマー・オブ・ラブの再来はセカンド・サマー・オブ・ラブと称される。

概要

11992年9月10日。突如として大気中のトラパー濃度が異常に増加したことにより「塔」と「塔」を結ぶレイラインの交通網は崩壊、電波による通信は不能となり情報の混乱が先んじて発生が開始。トラパーはトラパー津波を形成しつつ惑星全域に増大。
しかし増加の後、急激にトラパーは減少。地中より湧き上がるトラパーも枯渇し、エネルギーをトラパーに依存していた人々の生活は混沌を迎えることとなった。エネルギー不足は食料や資源の不足に直結、各地で紛争と内戦を引き起こした。
一方でトラパーの増大を食い止めたのは軍人、アドロック・サーストンと軍は発表。現在ベルフォレストに<英霊の丘>なるモニュメントが設けられ英雄として語り継がれている。

実情

11992年9月10日。塔州連邦軍はニルヴァーシュとアミタ・ドライヴ、被験者エウレカとアドロックを用いたセブンスウェル現象の人為的発生を検証。しかし実験は失敗。そのままサマー・オブ・ラブを引き起こすこととなった。
サマー・オブ・ラブの最中アドロックはアミタ・ドライヴの接続を自ら解き、サトリプログラムを強制中断させ、トラパーの増大を食い止めることに成功。しかし切断の際にアミタ・ドライヴを通してか、トラパーを介しスカブコーラルに精神を取り込まれ蒸発した。肉体は軍が保有しているか、ゾーン内で崩壊したかは不明。

影響

災害に伴うトラパーの増加はスカブコーラル内に意識を有する絶望病患者を多数生み出したと考えられる。
また何よりも枯渇による問題が現在まで尾を引いており、各地の内乱は未だ未解決だったり、塔自体が自治能力を失ったままの地域も存在する*1。難民や民族浄化、戦争孤児も産出。
貴族政から軍人台頭の転機となるのもこの災害の可能性が高く、災害に対して無力だった貴族たちと反対に災害後の統治を積極的に行っていったと考えれば合点がいく。アドロックも軍人勧誘の広告手段の一つとなる。
アドロック蒸発以外の個人的影響ではドミニクが挙げられる。彼の孤児となったきっかけがサマー・オブ・ラブに伴う内乱であり、11985年生まれの彼がサマー・オブ・ラブと直面したのは7歳の時。その年に両親を失いデューイに保護された。

work

由来は1967年に起きたヒッピー・ムーブメント<サマー・オブ・ラブ>。ギャグで語ったワードが脚本にそのまま使われ決定稿となったと語られている。
第38話ではセブンスウェルとサマー・オブ・ラブが同様のイメージで紹介されている

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