新規脚本に基づき編集された本編の映像をスクリーンで上映しながら、声優による生アフレコと主題歌「
少年ハート」「
秘密基地」「
sakura」結びの「
DAYS」の映像を演出に含めたライブで構成されている。この演出作業が後の劇場版の制作スタイルに影響を与えることになる
*1。
スクリーン映像と東京公演の音声は、2009年版・2017年版Blu-ray/DVD-BOXに映像特典として収録。脚本は「
公式ガイドブック 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」に収録されている。
2012年4月には『
エウレカセブンAO』放送前特番として音声を新録してテレビで初放送。主題歌は省かれている。この〈2012年4月版〉はHybrid Disc「
ユングフラウの花々たち」に映像特典として収録されている。
第51話というものの内容は総集編や後日談ではなく、本編終盤の別エンディングである。用意していた結末を示唆する裏設定のようなものも登場しているが、テレビシリーズ本編を補足するものでも否定するものでもなく、あくまでイベントにおけるファンサービスを目的とした作品だと監督は述べている。
『AO』のメディア展開に合わせて漫画版も執筆され、監督は『交響詩篇』をもう一度作ることになったなら本作漫画版に基づき映像化したい旨の称賛を単行本の帯に寄せている。