世界最初のLFOであるニルヴァーシュ type ZEROと同じ機体コードを有するLFO。名の由来や機体の出自は一切示されていないが、操縦系統などから最初期に開発されたターミナス typeB303の研究結果が反映された機体とも考えられている
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アゲハチョウを模したフォルムで、コックピット内の造形デザインにも同様のモチーフが見られる。操縦は手足をデバイスに入れた磔のような状態で行い、思考と声を用いて操縦するものと思われる。通信機、レーダーなどの計器はそれぞれ眼球に模され、生体機関を思わせる機構が散見される。人型のみで変形はできない。
有線式クロー、ホーミングレーザー、バスクード・クライシスを搭載。ブーメラン型ナイフではなくストックナイフを装備する。リフボードのシェイプは細く、スキー板のように分離可能。
当初の任務はアネモネを乗せてゾーンとの接触。アゲハ隊発足後は抗体コーラリアン迎撃パフォーマンスをモンスーノ typeVC10などとともに行い、オペレーション・ネノカタスでは司令クラスターへターゲットビーコンの打ち込みをミッションとして課せられていた。
他のLFOと同様に一機体として動作していたが、アネモネが自分の本心に気付くと自律行動に覚醒。同時に塗装が白色(銀色)化した。司令クラスターを焼くオラトリオNo.8のマイクロウェーブの余波から、アネモネとドミニクを守るための盾となり機体は消失した。