連合軍が保有していた世界最初のIFOで、スミソニアン博物館への収蔵も噂されていた退役機体。アメリカ、フランスなど数か国から部品を買い集め製造されたとされる。IFOで唯一二足自立が可能で、起動方法が不明とされてきた
サード・エンジンが稼働する特異な機体である。
所有権を主張していた
*1日本軍が輸送していたが、磐戸島近海で遭遇したシークレットの攻撃により輸送艦が沈没。起動キーのブレスレットを手に入れていたアオが搭乗することになり、彼の
チーム・パイドパイパー入隊とともに
ゲネラシオン・ブル社の管理下に置かれることになった。
頭部にマシンガン、腰部にビーム砲、両拳にプラズマナックル、通常は解放不能であるボードクラスターをそれぞれ二門ずつ搭載。胴体にハンドガンを二丁積載。IFO開発の示準となった機体であるため、すべての部品や装備と互換性がある。実際、戦闘のたびに高頻度で破損しているせいで、正規のパーツが用意されるまでの間は
RA301 キリエの予備パーツで損壊部分を代用している。
他のIFOと同様に操縦方法は
FPに準じているようだが、大まかなアクションや操作はアオの音声認識で済ませることができる
*2。駆動特性はアオが乗る以前からオーバーステア(
ピーキー?)傾向に調整されていた。
2012年に光の柱の中から出現、
磐戸島上空でアオの母親である
エウレカを落として、機体は
連合軍が回収。2015年、
シークレットと
スカブコーラルが沖縄本島に出現した際に、エウレカが
クォーツ回収のため搭乗。エウレカ自身がクォーツとともに去って行ったため、以後、アオが搭乗するまで起動されることはなかった。当時の機体カラーは白で、沖縄住民の中には
バースト災害から人々を守った「
海巨人」と同一視する者もいる。
「ニルヴァーシュ」の名は連合軍所属時にエウレカがそう呼んでいたことに由来。一万年後とされる彼女がやってきた世界で夫の
レントン?が似た機体を製造中とのこと。
コードネーム カノンと融合した
トゥルースとの戦いの末、
クォーツ・ガンの力で
ニルヴァーシュ トゥルースへと改変された。