[ADROCK THURSTON]

アドロック[an]

レントン、ダイアンの父。妻はブラウ。祖父はアクセル。
塔州連邦軍技術大尉、塔州連邦軍科学技術研究所主任研究員。三博士の一人[co]。惑星において観測される未知の現象、コーラリアンの研究とスカブコーラルの構造解明に功績。
トラパーが起こした未曾有の災害〈サマー・オブ・ラブ〉から人類を救った英雄として軍関係者、一般人にも「人類救世の王」と讃えられたものの、現在は記念碑がベルフォレスト「英霊の丘」に残るのみで、既に〈歴史上の偉人〉になろうとしている。
「ねだるな。勝ち取れ。さすれば与えられん」という言葉がある。

過去

スカブコーラル形成原理、及び地殻変動は超自然的原理に基づくものと考えられていたが、アドロックはこれらのメカニズムを科学的に解明*1。その後も発掘されたニルヴァーシュと保護されたエウレカを交えた研究を進め、その中でスカブコーラルが惑星の外殻であると同時に一知性体と仮定し、スカブコーラルの危険性、人類に対して起こす災害などを〈アゲハ構想〉として予測。知性体であるとした説は異端として退けられたものの、アゲハ構想から計画されたスカブコーラル殲滅の契機を作ることなる。
しかし、研究過程でエウレカの行動及び性質を考えた際に、スカブコーラルは友好的関係を望んでいると確信。スカブコーラルとの共存・対話を提唱すると同時にアゲハ構想を安易に軍部に提出したことを後悔し、エウレカに「失格だ」と発言。
11992年9月10日。アミタ・ドライヴを接続したセブンスウェル現象実験中の未曾有の大災害、サマー・オブ・ラブが発生した際に、守るべき家族と世界のためにアミタ・ドライヴの接続を強制切断。エウレカを残したまま行方不明となる。

現在

現在はアミタ・ドライヴを通してゾーン内に存在が転送、精神はスカブコーラル内の司令クラスターに留まって生活していた。
司令クラスター消滅後のセカンド・サマー・オブ・ラブで、残されたその精神はニルヴァーシュと共に半分のスカブコーラルごと別宇宙へ行くこととなった。

アドロック・サーストン[he]

35歳(2305年時点)。レントン・サーストンの父。公共福祉査察軍?生化学即応軍?大佐。
スカブコーラル殲滅のためネクロシス作戦を立案するが、のち反対を唱えて身柄を拘束される。作戦展開中にフジ号よりオリジネート・ゼロ?を強奪し作戦の中止とシルバーボックスの停止を試みて特攻。機体、シルバーボックスとともに消滅し、のちに軍はマルチプライズから人類を救った英雄として悼まれることとなる。
デューイ・ノヴァク、ホランド・ノヴァク兄弟の師匠であり、保護していた人型コーラリアン・エウレカの教育も行っていた。

NOTE

Beastie Boysのメンバー〈Adam "Adrock" Horovitz〉に由来。
テレビシリーズではCVなしで登場。

* [an][he][基盤][ア行]

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