[EUREKA]
  1. 「<strong>エウレカセブン</strong>」の略。
  2. レントンが持っているコンパク・ドライヴに表示される文字列、〈<strong>EUREKA</strong>〉。
  3. ゲッコーステイトに所属する少女。本キーワードで記述。
  4. 人民中央政府最重要機密である少女、<strong>エウレカ・ズィータ</strong>の名。
  5. ファシリティ・ガードに所属する人型コーラリアン。本キーワードで記述。
  6. 地球各地に出現し人類を攻撃する存在。本キーワードで記述。
  7. 作品劇伴のひとつ。「交響詩篇エウレカセブン ORIGINAL SOUNDTRACK 1」DISC 1/#08収録。

[:contents]

人物[an]

年齢不詳。
ゲッコーステイトに所属するLFOライダー。搭乗機はニルヴァーシュ type ZERO。
藤色ないし菫色と表現される瞳と、空色の髪が特徴。肌は色白。レイラインやトラパーの流れを知覚できる能力を持ち、機械の持つ感情が解ると自称する。
出生的な理由もあってか性格は天然。洗濯好き。



人型コーラリアンであり、トレゾア技術研究所がニルヴァーシュのアーキタイプとともにスカブコーラルの中から発掘。名前はスカブが地球に来訪した際に衝突し、海中で苗床としたロケット「EUREKA(EURECA)」に由来する。研究部署のソニアやアドロックらから読み書きなどの教育を受ける一方、ニルヴァーシュの研究に被験者として参加し、LFO開発に協力。

11992年、アミタドライヴを用いた実験中にサマー・オブ・ラブを起こしてからは、アゲハ構想を引き継いだデューイの管理下に置かれ、ホランド率いるS.O.F.第一機動部隊に配属された。12002年、シウダデス・デル・シエロのヴォダラク掃討作戦に参加し、自らの手で孤児にしたモーリス、メーテル、リンクの3人を拾い、「母親」としてふるまうようになる。ホランドとともに軍を脱走し、ハップ、タルホらと結成したゲッコーステイトのメンバーになった。

12005年、ゲッコーステイトはアミタドライヴを手に入れるためにベルフォレストを訪問し、そこでアドロックの息子レントンと出会う。


ニュー・オーダー

スカブコーラルとの調停を行うため自らの体と記憶を7つの欠片(コンパクドライヴ?)に変え、それをスカブの大地に返す道を選択している。欠片の7つのうち6つは以下の場所に返すと話している。
  1. レントンと出会ったベルフォレスト
  2. ホランドと出会った草原
  3. タルホらゲッコーステイトと出会った場所
  4. 遥か遠い砂漠
  5. 紺碧の海の底
  6. 天に伸びる頂

AO

エウレカ・サーストン。レントンとの間に子を妊娠。コーラリアンと人間の共生の道を探す。

ニルヴァーシュ type ZERO spec2と廃船になった月光号を用いて、転移消失を始めたスカブコーラルの調査をしていたところ不意に2025年へ転移。トゥルース、ナカムラが先導する日本軍、シークレットと対峙するも、アオやエンドウ、イビチャ・タノヴィッチらゲネラシオン・ブルのスタッフの協力で未来への帰還を果たす。これが一度目の過去への来訪であり、アオには女児を身ごもっていることを、ハンナにはコーラリアンと人間の混血児のトラパー環境下で起こる問題を伝えている。

二度目の来訪は2012年、沖縄県磐戸島上空に転移。程なくして宿していたアオを出産。連合軍が彼女を捜索していたともされる中、フカイ・トシオにかくまわれて生活を続けていた。三年後の2015年、巨大なスカブが沖縄本島に出現。予想されるシークレットの襲来と融合爆裂を阻止するため組織された連合軍選抜特殊部隊にRA272 ニルヴァーシュと参加。事態収拾のためニルヴァーシュを放棄し、巨大なクォーツを連れて「でたらめな」時空へと飛ばされ去っていった。

以後、2025年のアオやナルの前には存在の定まっていない幻のような姿で何度も現れ、シークレットが味方であることをアオに、アオがスカブを滅ぼさなければならないことをナルに説いている。

ノース・ポール・ライトを通って2015年の磐戸島へたどり着いたアオとニルヴァーシュ トゥルースが身代わりとなり、エウレカはクォーツ化から解放。レントン・サーストンとともに未来へと帰還していった。

磐戸島では従来より「宇宙人」などと奇異に見られてきたこともあり、一部島民はスカブバーストの発生・収束の原因は彼女の存在だと考えて忌み嫌っていた。住んでいた間は、髪を黒に染め、額のビンディは前髪を垂らし隠していた。ニルヴァーシュの起動キーである光るブレスレットを身に着け、アオをニルヴァーシュに認識させている。

NOTE

失踪前に着ていた服はダイアンの服と同じもの。






人物[he]

アドロック・サーストンが保護していた人型コーラリアン。
サマー・オブ・ラブで託されたホランド・ノヴァクがファシリティ・ガードで保護観察下に置いている。2315年8月23日の月曜日にレントンとベルフォレストで出会ったが、8月31日にアクペリエンス現象を起こし溶解。ゲッコー号で療養中にある。

現象[he]

地球上の各地に出現して人類を毒性物質エルトロン?で攻撃する謎の存在。73カ国26億人を殲滅。
東京には人型のニルヴァーシュXとともに出現し、7番目であるため「エウレカセブン」と呼ばれている。アシッドのダイブシステムによって内部情報空間にダイブすることができる。中心にも「エウレカ」と名乗る少女の姿をした存在がいる。

NOTE

Eureka [εὕρηκα]はギリシア語で〈分かった〉の意。アルキメデスが比重の概念を発見した際に発した感嘆の声。企画初期段階は『機動戦艦ナデシコ』の登場人物にちなみ〈ユリカ〉が仮称とされ*1、転じて〈ユリイカ〉が検討されていた。一方で1992年7月31日に欧州宇宙機関が打ち上げた人工衛星〈EURECA [<strong>Eu</strong>ropean <strong>Re</strong>trievable <strong>Ca</strong>rrier]〉がモチーフであるともしている。

色彩設計の試作段階では[]オレンジ色[]の髪が検討されていたことから、アニメ『OVERMANキングゲイナー』の登場人物サラ・コダマの「妹」と評されていたという*2。ベリーショートヘアーの姿は『銀河漂流バイファム』の登場人物、カチュア・ピアスンに似ている。

ニルヴァーシュ type ZEROのスペック表記に倣い、たびたび変わる容姿を段階に分けて〈エウレカ spec-〉と書くことがある。設定表ではトレゾア技研被験者時代の姿を〈spec0〉、サクヤに髪を伸ばしてもらうまでのベリショ姿を〈spec2〉、セミロングヘアーで「羽」が生えた状態までを〈spec3〉とおおよそ分類している。心理状態や容姿に基づいて〈○○レカ〉と表記する場合もある。髪のクセは精神状態の変化を反映しており、クセ毛だったものが時間を経るにつれストレート気味になっていっている。ピン止めの有無も感情の幅を示す小道具である。

企画仮題「ママは14歳(仮)」や第51話「ニュー・オーダー」でのテロップから年齢は14歳前後とされる。人間と同様に歳をとるという監督の発言から成長はするようであるが、「交響詩篇」中で描かれた発生からの十数年間では、サクヤと同様に肉体的な成長があまり見られない。

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