[Anthropic Principle]
レントン・サーストンクォーツエウレカの状態を説明する際に持ち出した理論。「知的観察者の願望によって現実が変容するSFの概念」とゲオルグによって説明されている。スカブコーラルは時空を飛び越えるためにクォーツを獲得し、エウレカは融合爆裂を防ぐためどこでもない場所へ行くことを願って実体を持たない存在となった。

NOTE

ビッグバンから銀河系・太陽系の生命発生可能領域(ゴルディロックスゾーン)に地球の軌道が収まっていることまで、宇宙の法則や数値の変化にわずかなズレでもあれば、知的生命体である現在の人類は誕生していないとされる。このことから「宇宙は知的生命体が誕生するように作られている」と考えるのが人間原理である。

神のような超越的知性存在によって作られたと解釈するインテリジェント・デザイン。異なる条件を持つ様々な並行宇宙が存在していて、大半に知的生命体は誕生していないがこの宇宙では知的生命体が誕生する条件になったと解釈するマルチバース。これらの説の論証の一つにされることもある。

知的生命体を守るために宇宙がシークレットを作り出すというのは元の人間原理の関係にまだ近いように思うが、エウレカやスカブコーラルが願望によって事象を改変するのは人間原理の言ってみれば逆用である。

願望装置としてシリーズにはイマージュクォーツ・ガンシルバーボックスが出てきている。クォーツ・ガンは改変しているのではなく上記マルチバースの理屈で並行宇宙を作っているとの見方もある。

* [ao][世界][ナ行] * []ニンゲンゲンリ[]

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