G-EUREKA SEVEN

[SECRETS]
スカブコーラル出現時と同じような光の柱を前兆に出現し、スカブへの接近とクォーツの破壊を試みる飛行物体。ゲネラシオン・ブル社や各国研究機関ではこの呼称を用いているが、一般的には「Gモンスター?（Gモン）」の名で広く認知されている。形状は様々で攻撃方法、本体に付随する「オプション」も様々ある。

この宇宙の防衛機構であり、並行宇宙から来た「異物」と認識しているスカブのクォーツと接触して大規模な融合爆裂を起こす。時空を跳躍するスカブに合わせて270年以上前から世界各地で様々な形のものが出現しており、スカブの反応を解析することである程度の出現の予知ができる。

電子機器を破壊する電磁パルス放射の性質とZOA圏内での反撃の早さから、通常兵器ではダメージを与えることができない。トラパー越しでは索敵能力が低下するため、トラパーを浴びながら滑空しているFPやIFOによる集中砲火と近接攻撃が有効手段となっている。ただしIFOの機動性にも限界があるため原則ZOA内での戦闘は避けている。

体は既知の物質のみで構築されている。作戦「ポラリス」以降、シークレットが出現することは少なくなっている。

時空をさかのぼって2015年沖縄近海でエウレカの代わりに融合爆裂を阻止したフカイ・アオが、シークレットをクォーツ・ガンで撃ったことによってクォーツを破壊するために新たにシークレットが現れることはなくなったようである。代わりに作戦「アストラル・オーシャン?」でニルヴァーシュ トゥルースに向けて射出された〈クォーツ〉とその引き起こされた反応を見たトゥルースは、それを「シークレット」と呼んでいる。「シークレット」はニルヴァーシュ トゥルースの外装を変貌させ、クォーツ化を中和した。